「合宿免許の1日のスケジュールってどうなっているの?」
「お休みの日はあるの?」
「変更は出来るのかな?」
合宿免許に参加する際に不安になる1日のスケジュールを紹介します。
自動車学校スケジュール例
教習所・時期によってスケジュールが異なりますが、1段階では1日に技能が2時限、2段階では最大3時限となります。
入校
教習所に到着後、必要書類の記入や視力検査などを行います。
ここで、視力が合格しないと、眼鏡・コンタクトを作り再入校しなければなりませんので、不安な方は出発前に視力検査を受けるようにしましょう。
免許の視力検査について詳しくは、コチラ
適性検査
性格診断のような検査を行います。
良い・悪いの判断ではなく、せっかちか?おっとりしているか?など、運転を行う上で知っておいたほうが良い性格を検査します。
学科教習
1段階学科教習は10時限、2段階は19時限あります。
学科1は先行学科ともいい、必ず最初に受けなければなりません。
1段階の他の学科は、どんな順番で受けても良く、2段階学科も仮免許合格後好きな順番で受けることが出来ます。
応急救護
応急救護の学科教習は例外で、予約を取らなければなりません。
他の学科と違い、講義を受けるだけでなく、人体模型を使って実際に応急救護の練習をします。
効果測定
学科教習ではありませんが、学科試験の予備テストとなります。
効果測定に合格出来ないと、各段階のみきわめを受けることが出来ません。
技能教習
合宿免許では、技能教習は全て教習所側でスケジュールを作ってくれるので、指示通りに受ければ大丈夫です。
無線教習
インストラクターは助手席に乗らず、無線の指示によって一人で所内コースを運転します。
危険予測
道路上でどのような危険があるかを予測しながらの教習です。最大3人で同時に教習を行い、他の教習生の運転を観察します。その後ディスカッション(話し合い)形式の学科を受けます。
高速教習
教習所にもよりますが、実際の高速道路を使っての教習となります。
最大3名の教習生が1台に乗り、いつもの教習コースより遠出をするので、合宿免許のハイライトとも言えます。
行くまでは、「高速道路の運転怖そう…」という教習生が多いですが、教習後は「楽しかった!! みんなと初めてのドライブみたい」といった感想がよく聞かれます。
みきわめ
1段階・2段階の最後に、習った運転操作が出来ているか?を確認します。
みきわめに合格しなければ、検定試験を受けることが出来ません。
技能検定・学科試験
修了検定
教習所内コースを使った、運転技術などをテストします。
仮免学科試験
50問が出題され45問以上正解で、合格です。
卒業検定
実際の道路を使った、最終テストとなります。
卒業検定に合格すれば、晴れて教習所を卒業です。
お休みの日はあるの?
合宿免許のメリットは、できるだけ少ない日程で免許が取得できる事ですので、休日が無い教習所がほとんどです。
ですが、
- 県によって、検定が出来ない日がある
- 教習所がお休みの日がある
- 観光ができるように、ゆったりとスケジュールを組んでいる
など、お休みのある合宿スケジュールの教習所もあります。
また、卒業後もそのまま、宿舎に泊まれる教習所もありますよ。
合宿免許の年末年始は?
年末年始、一時帰宅
教習所が長期休業となり、その間はご自宅に一時帰宅するパターンです。
交通費は、支給される場合と、支給されない場合があります。
年末年始、滞在
1・2日ほどの休業がありますが、その間も宿舎に宿泊するパターンです。
いつもとは違う場所で年末年始を迎え、初詣に行くのも良いかも知れませんね。
スケジュールの変更は出来るの?
免許合宿のスケジュールは、教習所が決定し、基本的に教習生の都合での変更はできません。
しかし、大学のオンライン授業を避けてスケジュールを組むプランを行っている教習所もあります。
まとめ
どうだったでしょうか? 思ったより、過密スケジュールですよね…
合宿免許の最大の魅力は、短期間で免許を取得できる!!事ですので、どうしても、詰めたスケジュールとなっています。
それでも、休みが欲しい!! スケジュールを変更したい!! という方は、対応している教習所を選びましょう。